示談書を雛形や書き方を見て作成しよう
示談書の作成には雛形が便利です。示談というものは、なんらかの問題の後、当事者双方が裁判外の話し合いによって和解することをいい、これを文書にしたものが示談書です。示談は当事者間の合意で成立しますので、示談書を作成しなくても口頭の合意だけでも成立はします。
でも、当事者の間が友好的な時はともかく、示談というからには後々厄介なことにもなりかねない問題が起きたわけですから、最悪後に争いが起きることもあり「言った、言わない」の水掛け論になったら大変です。そうしたことを防ぐために示談書は作成します。後の争いを未然に防止する効力がある文書というわけです。
示談書があれば、裁判になったとしても強力な証拠になります。示談というのは示談というのは正式な法律用語ではないので、示談書をもっと強固なものにするには、示談書を公正証書にしくこともおすすめです。そうすれば、裁判を経なくても相手方の財産に対して強制執行することも可能になる効力を得るのです。
示談書の書き方については雛形を見れば一目瞭然です。インターネットの検索サイトでもどういった内容の示談書を作りたいかを入力して検索すれば、たくさん雛形があるサイトが出てきます。その中から自分が見て書きやすい、わかりやすいものを選び作成していけば、ほぼ間違いなくちゃんとした示談書が出来上がります。ただ、そうしたサイトでも判断が難しい事案に関しては専門家に相談することを勧めていて、文書に関する責任は問わないようにとされます。
確かに示談書というものは、内容によっても微妙なニュアンスを含むものなので、最終的には双方が共に公証役場へ出向いて公証人を間に入れた上で証書を作るのが一番安全確実な方法だといえます。やはり、専門家を間に挟むことが双方にとって一番安心な解決につながるといえそうです。
示談書の雛形~交通事故・物損事故について
示談書の雛形として多いのが交通事故に関するものです。それだけ小さな事故から大きな事故まで起きているということですが、きちんと解決するためにも示談書は欠かせません。基本的な示談書の雛形としては、当事者の住所氏名、事故の日時や発生場所、被害者と被害車両の表示、加害者と加害車両の表示、事故発生状況を記載し、次に示談条件を書きます。具体的な金額や支払い期限などです。最後に日付を記載し押印すれば完成です。
しかし、後のトラブルを防ぐためにも状況に応じて過失割合や事件処理にかかる諸費用の加害者負担、損害賠償金の消滅時効を主張しない等もきちんと盛り込んだ方が良いかもしれません。後に何を言って来るかわからないということもありますので、できるだけ事細かに取り決めしておくことをお勧めします。また、時には保証人をつけたり、公正証書にするかどうかも検討するほうがより良いです。時間がたてば事故の記憶も加害者意識も薄れてくるものです。そのときはいい人でトラブル気がしなくても、後で豹変することもあります。しっかりと書面で残す事は大変重要だといえます。
また、示談書の雛形には物損事故などのものもあり、弁護士などを通さず自分で作成しようとする人の助けになります。物損事故とは、人間の身体には損害がなく、物にのみ損害を与えた事故のことです。人的被害が出た場合は示談でなく、しかるべきところの判断を仰いだほうが良い場合も多いとのことですが、物損事故の場合は示談で済ませる場合ほとんどです。なぜなら、物損の場合は被害がわかりやすく、それをお金にも換算しやすいからです。裁判にするまでもなく解決するためにも物損事故の示談書の作成は欠かせません。